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日誌

壁ラーチ施工中

針葉樹系構造用合板を総称してラーチと呼んでいます。ラーチとは漠然と樹種を指していて、北洋カラマツなどが使われています。今回は耐力壁を、一部筋交いはありますが、ほとんど構造用合板でつくるようになっています。出隅の処理なども丁寧にやってもらいました。基礎の断熱材を一部傷めてしまったので、後で補修を指示します。(O)

(2004.03.31)


窓開口の位置を決定

窓台、まぐさ等を取りつけて壁の合板を張っていくために窓の開口を決めました。また壁の合板の割付の考え方などを確認。足場のネットも付きました。(O)

(2004.03.30)


上棟

晴天にも恵まれ、無事にこの日をむかえることができました。構造材は主にレッドウッドの集成材(KD材:乾燥材)を工場でプレカットしたものを在来工法で組んでいます。一部に化粧材(仕上がった時に露出する柱や梁)があるので特にキズをつけないように注意します。工場で加工済のボルト穴に金物を取付け、また屋根ができあがるまでの雨をしのぐために主な屋根に野地板を貼って本日は終了しました。正式な上棟式は行いませんでしたが、関係者が集まり現場をお酒とお塩で清め、職人さんたちにお客さんがねぎらいのふるまいをいただき、みなでささやかにお祝いをしました。(Y)

(2004.03.27)


構造材納品、土台セット

建前に必要な材料が届きました。今日は基礎の天端に気密スペーサーを敷いて土台を基礎に固定してゆきます。アンカーボルトや柱脚金物との取合いを確認しました。(O)

(2004.03.26)


建物まわり配管

足場を組むと建物の外まわりは当分いじれなくなるので、先に必要な部分の給排水管を設置しておきます。あさってからいよいよ建方(たてかた)です。(O)

(2004.03.24)


埋め戻し

型枠を組むために掘ってあった基礎の周囲を土で埋め戻しました。設計上決められた高さまで埋め戻します。この高さを地盤面と言います。その平均から、建物の高さは決められています。(O)

(2004.03.17)


脱型

型枠を外す作業に入りました。これを脱型(だっけい)と言います。コンクリート打設時にいっしょに打込んだ断熱材が見えてきました。(O)

(2004.03.16)


養生

基礎の立上りコンクリートの打設が終り、養生期間に入りました。コンクリートがあるところまで強度を発現させるまでお休みです。立上りは天端(てんば)が水平でないと土台が水平にセットできないので、コンクリートを打設したあとレベリング材というもので水平に均してあります。(O)

(2004.03.12)


立上りコン打設

基礎コンクリートの立上り部分の打設を行いました。水湿しをしておいた上に、念入りに打設します。今回は土中の基礎梁を大きくとり立上りは低めとしたので比較的短い時間で完了しました。あとは天端を水平に均して完了です。

(2004.03.10)


ベースコン打設

基礎コンクリートの床と基礎梁部分(立上りを除く)の打設を行いました。車で10分くらいのところにプラントがあるので、渋滞などの心配もあまりありません。ミキサー車から送られるコンクリートを打設した後、バイブレーターで締固め、均してコテで仕上げておきます。今回の現場は役割分担がしっかりできていたためとてもスムーズに打設が完了しました。

(2004.03.08)


打設前のチェック

残りの検査を行いました。昨日未施工だったアンカーボルト(土台と基礎を緊結するボルト)の数量、長さ、位置が図面通りか入念にチェックします。鉄筋にすべて固定してコンクリ打設時に動かないようにしました。今回は、立上りが低めのため、ボルトの必要埋込寸法を確保するにはベースコンの段階で入れておかなければなりません。また、引抜力がかかる柱を固定するためのホールダウン金物のためのアンカー(長くて太い)もチェックして金物と木造の柱が完璧に固定できるよう、基礎の段階から準備しておきます。見えなくなる部分はよりしっかりとチェックするよう心がけています。(Y)

(2004.03.06)


鉄筋組立・基礎配管

基礎の鉄筋工事を行いました。鉄筋が図面の通りに施工されているか、なまし鉄線で結束されているか、コンクリートのかぶり厚さが取れているか、補強筋、定着鉄筋、などについてもチェックします。午後からは給排水設備の基礎配管も行いました。こちらでは、基礎梁の一部に穴を空けることになるので有効寸法に注意します。給水管には保温措置を施しました。(Y)

(2004.03.05)


捨てコン

捨てコンクリート打設終了。
ベタ基礎を打設する前段階が完了しました。固まった捨てコンクリート上に基礎の位置を詳細に墨出ししました。今日から、基礎の型枠、鉄筋工事に入っていきます(Y)

(2004.03.03)


防湿措置

砕石によって床(とこ)をならし、その上に防湿ポリエチレンフィルムを敷きました。地面の湿気を床上に上げないための措置です。基礎梁にあたる深い部分が外周や建物の中を通っていますが、この部分の際(きわ)は鉄筋を有効に入れるために床が斜めになっています(ハンチといいます)。そのために放っておくと崩れてしまうので、メッシュを入れて固定してあります。(O)

(2004.03.01)


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